もくじ
♦ “はいむるぶし”はこんなところ
♦ 静かな客室
– 泊まった感想
♦ はいむるぶしビーチ
♦ 眺めるだけのプール
♦ 絶対行きたい絶景カフェ
♦ 何でもある売店
♦ 大浴場
♦ サンセット広場
♦ ホテルへのアクセス
♦ 宿泊しての気付き
“はいむるぶし”はこんなところ
はいむるぶし写真: Instagram
リゾートアイランド小浜島にある二大リゾートホテルの一つが”はいむるぶし“です。”はいむるぶし”は馴染みのない言葉ですが、沖縄の言葉で南十字星を意味します。その名の通り、ホテルのビーチから南十字星を見ることができます。
ホテルの広大な敷地に入ると、赤瓦で統一感のある建物が建ち並び、沖縄のリゾートに来た気分が高まります。敷地は大変広く、カートでの移動が基本です。またそのカート移動が非日常であり、遊園地のゴーカートに乗っているような楽しさがあります。
フロントがある建物に、多くの人が利用するレストランやショップが集まっています。そして客室はフロントとは別の建物で、敷地内に点在しています。そのため客室は静かな反面、食事の時などは移動に時間がかかります。
ホテルの敷地内にはきれいなビーチがあり、バナナボートやSUPなど様々なアクティビティを楽しむことができます。小浜島で海水浴ができるトゥマールビーチよりも整備され、きれいなのでおすすめです。
またホテルには屋外プールもあります。そこには子供用プールもあり、小さな子供も安心です。しかしホテルの規模から考えると、プールは控えめな大きさです。
はいむるぶしに滞在すると、非日常の時間に癒されます。昼はきれいなビーチでマリンレジャーを楽しみ、夜は波音を聞きながら星空観賞ができます。南国のリゾートホテルでのんびりしたい方におすすめのホテルです。
静かな客室
客室のある建物は広大な敷地の中に点在しています。客室がまとまっていないため、とても静かです。また室内もゆったりした広さです。
しかしどの客室もフロントやレストランとは別の建物で、大浴場に行くのもカートでの移動になります。カートを借りるのは追加料金がかかりますが、借りるべきです。敷地内は歩けないほど広いわけではありませんが、歩いている人はほとんどいません。
泊まった感想(2022年4月に宿泊)
ぱぴる棟にあるプレミアムテラス・デラックスに宿泊しました。連泊したいほど快適な部屋でした。
外観は赤瓦の平屋で、1つの建物に5組が宿泊できる作りです。ドアを開けると広い玄関があり、靴を脱いでフローリングの室内に入るようになっています。室内は広く上品な雰囲気で、とてもリラックスできます。ベッドの他に大きなソファーが置いてあり、大人二人がゆったり足を伸ばせるほどのサイズです。
私が宿泊したこの部屋はゆったりしたテラスが売りの部屋で、テラスには(上)写真のような星が見やすい角度のイスの他にソファーも置いてありました。外に置いてあるソファーですが、ゆったりしたサイズで気持ち良く、そこで一晩眠れそうなほどでした。
この部屋から海は見えませんが、南国の木々の景色も素敵でした。
バス・トイレ
部屋にはセパレートのバス、トイレがあり、ゆったりした広さがあります。お風呂には窓がついていて、外が見えます。ガーデンビューですが、気持ち良さそうです。私は部屋のお風呂は使わず、露天風呂もある大浴場を利用しました。大浴場は抜群の景色でとてもおすすめです。
備品
部屋の備品としては、歯ブラシやスリッパやドライヤーなどの、一般的なホテルにあるものはもちろん置いてあります。またフリーWiFiもあります。その他には、傘や懐中電灯も置いてありました。
レストランや大浴場へ行くにも外を移動することになります。しかし敷地内の外灯は少ないです。夜に外を歩く場合は、懐中電灯は役立ちそうです。なお、星が見やすいようにあえて外灯は少ないそうです。
はいむるぶしビーチ
ホテルの敷地内にあるきれいなビーチです。バナナボートやSUPやカヤックなど、様々なアクティビティを楽しむことができます。
ビーチの前にアクティビティの受付カウンターがあり、その施設内にシャワーや更衣室もあります。またそこに海Cafeという海を見ながら食事ができるカフェもあり、休憩しながら海遊びを楽しめます。
このビーチには無料のパラソルやデッキチェアが置いてあり、海を見ながらのんびりすることもできます。またハンモックやブランコなどもあり、宿泊する際は海に入らなくても行きたいビーチです。
しかしこのビーチは遠浅のため、干潮時は泳げません。ホテルのウェブサイトにお勧めの遊泳時間の情報があります。これを見て利用時間を計画しましょう。写真を撮るのも満潮時がおすすめです。
またこのビーチはフロントから遠いです。歩くと10分くらいかかります。多くの人は宿泊時に借りたカートで移動しますが、フロント前から無料送迎のカートも運行しています。歩いて行く人はほとんどいません。
ゆうなの浜
はいむるぶしの敷地内には、はいむるぶしビーチの他に2ヵ所のビーチがあります。その1つがゆうなの浜です。ここは泳ぐ場所ではなく、夕日スポットです。
ビーチの前までカートで行くことができます。きれいなビーチなので、立ち寄ってみてください。
あだんの浜
最後に紹介するのがあだんの浜です。ここも泳ぐ場所ではなく、岩場です。
とぅもおる棟にカートを置いて歩いていきます。歩いて2、3分です。変わった模様の岩が印象的でした。
眺めるだけのプール
はいむるぶしは、プールが屋外に1つだけあり、子供用のプールと一体となっています。プールはあまり大きくはありません。またプールはレストランに囲まれているため、大人は人目が気になるかもしれません。
もちろん大人も利用可能ですが、食事やお酒を飲みながら眺めるだけのプールという印象です。ホテルのウェブサイトを見ても、プールのことはあまり記載がありません。プールで泳ぐよりもビーチがおすすめということかもしれません。
絶対行きたい絶景カフェ
敷地内にはレストランが3ヵ所、カフェが2ヵ所あります。ブッフェやBBQやコース料理などジャンルはいろいろあります。
カフェは海やプールの眺望を楽しむことができ、夜はバーとなり海風を感じながらお酒を楽しめます。
海Cafe
はいむるぶしに来た際には行かないといけないカフェです。ビーチの目の前にある絶景カフェです。
店内席もありますが、テラス席がおすすめです。(上)写真のようなゆったりできるイスが置いてあり、海を見ながらのんびりできます。
食事をすることもできるので、海遊びの休憩で利用できます。また夜の営業もあり、星を見ながらお酒を楽しむことができます。夜の落ち着いたライトアップも素敵なお店でした。
このカフェはフロントからかなり遠いです。夜に利用する予定の場合は、昼間に道を確認するのがおすすめです。フロントからカフェに行くまでの道は暗く、カートのライトも暗いので道がわかりづらいです。
ジャンル | カフェ (食事、スイーツ、お酒 等) |
---|---|
営業時間 | 10:00 – 23:00 |
場所 | ビーチサイド |
オープンカフェ&バー
プールサイドにあるカフェです。プールの先に海も見えます。海Cafeに負けてないきれいな景色です。
食事メニューはありませんが、ケーキなどのスイーツと紅茶やコーヒーを楽しむことができます。おすすめは、販売個数限定の黒糖シュークリーム(上写真)です。中までクリームがたっぷりですが、甘さ控えめでおかわりしたいほどのおいしさでした。
夜は行っていませんが、夜はバーになるようです。プールサイドのバーは、リゾート感があり素敵そうです。
ジャンル | カフェ (スイーツ、コーヒー、お酒 等) |
---|---|
営業時間 | 10:30 – 18:00 (カフェタイム) 20:30 – 24:00 (バータイム) |
場所 | プールサイド |
ブッフェダイニング
朝食とディナーで利用しました。
ブッフェスタイルのレストランで、ゴーヤチャンプルや八重山(やえやま)そばなどの沖縄料理や、天ぷらや刺身やカレーなど豊富なメニューがあります。天ぷらは紅芋やゴーヤなどの沖縄らしい食材を食べることができ、カレーもラフテー(豚の角煮)カレーなど、地域色のあるメニューも選べます。もちろんデザートや飲み物の種類もたくさんあり、大変満足できました。また子供用のメニューもあり、ファミリーも利用しやすいです。
ゴーヤの天ぷらはおすすめです。天ぷらは目の前で揚げてくれます。ゴーヤの苦みと食感が良く、お酒が進みます。また朝食のパンは、お持ち帰りしたいくらいおいしかったです。
ジャンル | 和・洋 ブッフェスタイル |
---|---|
営業時間 | 7:00 – 10:00 (朝食) 18:00 – 21:30 (ディナー) |
場所 | フロントのある建物内 |
グリルダイニング
ジャンル | 和・洋・BBQ・しゃぶしゃぶ |
---|---|
営業時間 | 11:30 – 14:30 (ランチ) 18:00 – 21:30 (ディナー) |
場所 | フロントのある建物内 |
クラブダイニング(10歳未満利用不可)
ジャンル | コース料理 |
---|---|
営業時間 | 18:00 – 21:30 (ディナー) |
場所 | フロントのある建物内 |
何でもある売店
売店は1ヵ所のみです。しかし品揃えは豊富で何でもあります。水着やサンダルなどのマリン用品やお土産、ジュースやお酒やお菓子などコンビニのような商品もあります。その他にもおむつや薬なども置いてあり、滞在中に必要なものはここで買えそうです。
ホテルのウェブサイトに販売商品の紹介があります。
営業時間 | 7:30 – 21:00 |
---|---|
場所 | フロントのある建物内 |
大浴場
大浴場はおすすめです。きれいな海を見ながら露天風呂を楽しめます。その景色を見るためには明るい時間に行きましょう。
露天風呂は6人くらいしか入れませんが、大浴場の混雑状況がスマホでわかる仕組みがあります。これを活用して行くのがおすすめです。この仕組みは非常に役立ちました。
大浴場へ行くのもカートで行きます。部屋にはカゴバッグが置いてあり、それに着替えやバスタオルを入れて行きます。カゴバッグは大浴場に限らず、ビーチに行く際にも重宝します。この辺りの気配りも素敵なホテルです。
サンセット広場
その名の通り夕日スポットです。きれいな芝生の広場に、ブランコやハンモックやベンチが置いてあります。
海が目の前に見えます。明るい時間に行っても芝生の緑と海がきれいな広場です。
ホテルへのアクセス
はいむるぶしは小浜(こはま)島にあります。小浜島までは石垣島からフェリーで行きます。小浜島への行き方は別ページに記載しています。
小浜島(小浜港)へ到着すると、港にはいむるぶしのスタッフがお迎えに来てくれています。ホテルには無料送迎バスに乗り、約5分で到着です。送迎バスの予約は不要で、宿泊者の名前を伝えると乗ることができます。
宿泊しての気付き
カートは必要です。カートは別料金ですが、滞在中は借りるべきだと思います。どこへ行くにもカートで移動します。カートはチェックアウト後も利用可能なので、チェックアウト日にはいむるぶしビーチに行く際にも使えます。
敷地内には写真スポットがいくつもあります。ホテルがおすすめする写真スポットには、スマホを置ける台があり、誰でもきれいな写真を撮ることができます。私はかぁちばいテラスからの眺めが好きでした。
大浴場はおすすめです。海を見ながらの露天風呂は本当に気持ちいいです。混雑状況をスマホで確認できる仕組みも便利です。しかし男湯にはドライヤーが2つしかなく、ドライヤー待ちが起きていました。またバスタオルは部屋から持って行く必要があり、お風呂に何度も入る場合は、部屋で乾かして使わなければいけません。
夜の外灯は少ないです。カートのライトも暗いので、道がわかりづらいです。また海Cafeに行く道は狭く、夜間に他のカートとすれ違う時は怖いです。
はいむるぶしビーチは、干潮時にはかなり潮が引きます。泳ぐこともできませんが、写真を撮ってもいまいちな状態になります。ホテルのウェブサイトにお勧めの遊泳時間の情報があります。これを見て利用時間を計画しましょう。
部屋には冷蔵庫があり、売店で買った飲み物を冷やすことができます。また自動販売機もいろいろな場所に置いてありました。
チェックアウト後も帰るまではホテル内の施設を利用することができます。荷物は無料で預かってもらえ、電動キックボードや自転車を借りることもできます。そのためチェックアウト日に島内観光をすることができます。