竹富島や西表島などの石垣島周辺離島へは、石垣島からフェリーで行きます。
そのフェリーの乗り方は3つあります。フェリー会社は八重山観光フェリーと安栄観光フェリーの2社ありますが、どちらも同じです。
乗り方は3つ
・クレジットカードによるタッチ決済乗船
・オンラインでチケットの予約購入(Eチケット乗船)
・フェリー会社カウンターで当日チケットを購入
フェリー乗り場やフェリーの概要は、別ページ「石垣島から竹富島や西表島などの離島へ行くフェリーの乗り方」にまとめています。
ここでは2024年から始まったクレジットカードによるタッチ決済乗船について説明します。
最近ではSuicaなどの交通系ICだけではなく、クレジットカードによるタッチ決済で乗れるバスや電車もあります。それのフェリー版です。
Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
参照:「クレジットカード等のタッチ決済による乗船サービスのご案内(安栄観光)」
もくじ
♦ 乗り方(石垣島発)
♦ 乗り方(復路)
♦ 利用した感想
乗り方(石垣島発)
- 直接フェリー乗り場へ
- 乗船
- 降船
フェリー乗り場がある石垣港離島ターミナルに到着すると、フェリー会社のカウンターに立ち寄る必要はありません。直接フェリー乗り場へ行きます。
遅くても出発時刻の15分前にはフェリー乗り場へ行きましょう。
石垣港のフェリー乗り場には番号がふってあります。フェリー乗り場出入口のモニターで、乗り場番号を確認することができます。
フェリー乗り場出入口モニター
フェリー乗り場では、スタッフがチケットを回収しています。そのスタッフに「タッチ決済で乗船したい」と伝えます。そうすると、私が利用した際は、
安栄観光フェリーの場合は、船内に設置されている端末に案内され、そこでタッチ決済しました。
八重山観光フェリーの場合は、スタッフが操舵室から端末を持ってきてタッチ決済しました。
今回、私がタッチ決済で乗船した際には、私以外にタッチ決済乗船を利用している人は見かけませんでした。
降船時にタッチは必要ありません。そのまま降ります。
乗り方(復路)
帰りの乗り方も行きと同じです。
フェリー乗り場でスタッフに、「タッチ決済で乗船したい」と伝えます。
行きと同じ会社のフェリーに乗った場合は、自動で往復割引になります。往復割引にはなりませんが、行きと違う会社のフェリーに乗船しても問題ありません。
石垣島以外の離島のフェリーターミナルでは、フェリーが来ても館内放送はありません。そのため自分でフェリーが来たことを確認し、フェリー乗り場へ行かなければいけません。
またフェリー乗り場に番号も無ければ、乗り場案内のモニターなどもありません。分からないことがあればスタッフに確認しましょう。
利用した感想
路線バスと同じ感覚で気軽にフェリーを利用できる
事前手続きは必要なく、来たフェリーに乗るだけです。
まさに路線バスと同じです。ただし、路線バスと同じで満席の場合は乗れません。
チケット売り場に行かなくていい
繁忙期はフェリーのチケット売り場は行列ができます。それに並ばなくていいので便利です。
しかし乗船時は、チケットを渡した方がスムーズに乗船できます。
帰りのフェリーの自由度が高い
フェリー会社は2社あり、チケットはそれぞれ異なります。往復券を購入すると、帰りもその会社のフェリーを待たなければいけません。
しかしタッチ決済乗船では、往復割引を利用することよりも早く帰りたいと思えば、次に来たフェリーに乗ればいいだけです。
それが行きと同じフェリー会社ならば、往復割引にもなります。
満席の場合は乗れない
この乗り方の最大の欠点です。この乗り方は事前予約をしていないため、当日満席の場合は乗れません。
フェリーは満席になることがあります。
タッチ決済乗船と同じように、チケット売り場に並ばない乗り方として、Eチケット乗船があります。これはオンラインでチケットを事前購入し、スマホで乗船できます。この方法ならば、当日満席で乗れないということもないので、時間が限られている旅行の際はこっちがベストの乗り方でしょう。