*この記事は2022年1月に内容を再確認しました。
もくじ
♦ 黒島はこんなところ
♦ 黒島への行き方はフェリーのみ
♦ 移動はレンタサイクルが便利
♦ 黒島の飲食店一覧
♦ 黒島には商店が1軒のみ
♦ 黒島の宿は民宿
♦ ATMはゆうちょだけ
♦ 救急診療の対応
♦ 黒島にはゴミ箱がない
♦ 黒島のフリーWi-Fi
黒島はこんなところ
沖縄県の黒島(くろしま)は石垣島からフェリーで約30分で行ける、周囲約13kmの小さな島です。人口およそ230人の島に、牛が2700頭もいる、牧畜が盛んな島です。
上空から見ると島の形がハートの形に見えることからハートアイランドとも言われる黒島は、コンビニやスーパー、交番もないのんびりした島です。飲食店も少ないので注意が必要です。
しかし島民が少ないからこそ、ウミガメが産卵に来る西の浜や、干潮時はサンゴ礁が大きな潮溜まりとなり天然のプールになる仲本海岸など、きれいな海が広がります。
島の見どころをレンタサイクルで巡るのであれば、ゆっくり回っても所要時間は4、5時間です。多くの人は日帰り観光です。
黒島は石垣島周辺の八重山諸島の中でも旅行者の少ない島で、きれいな海でのんびりしたい人におすすめです。
黒島への行き方はフェリーのみ
黒島に空港はありません。黒島へ行くには石垣島からフェリーで行くしかありません。石垣島からはフェリーで約30分です。そのため東京や大阪などから行くには、まずは石垣島まで飛行機で行き、そこからフェリーで行くことになります。
石垣空港からフェリー乗り場(石垣港離島ターミナル)までは、バスかタクシーで30分~40分くらいかかります。フェリーの出発時間は余裕をもって計画を立てましょう。
石垣空港から石垣港離島ターミナルへのアクセス方法については、別のページにまとめました。
フェリーの乗り方や割引チケットの情報など、フェリーの詳細は「石垣島から竹富島や西表島などの離島へ行くフェリーの乗り方」にまとめました。
黒島への行き方
① 東京や大阪 石垣空港(石垣島)
② 石垣空港 (約30分~40分) 石垣港離島ターミナル(黒島行きフェリー乗り場)
③ 石垣港離島ターミナル (約30分) 黒島
石垣港 黒島 時刻表
黒島へ行くフェリーは2社が運行しています。安栄(あんえい)観光フェリーと八重山(やえやま)観光フェリーです。各社時刻表をご確認ください。
安栄観光フェリー時刻表
八重山観光フェリー時刻表
石垣港 黒島 乗船料金
黒島へ行くフェリーは2社が運行していますが、運賃は同じです。
運賃は燃料価格に伴い変動します。各社運賃表をご確認ください。
安栄観光フェリー運賃表
八重山観光フェリー運賃表
大人料金(中学生以上)
片道:1,340円~/往復:2,570円~
小人料金(小学生)
片道:680円~/往復:1,300円~
障がい者割引料金
片道:760円~/往復:1,520円~
∗各社HPから事前予約をすると、Web割引料金が適用されて運賃が約5%安くなります。
安栄観光フェリー予約
八重山観光フェリー予約
船の揺れ
石垣島から黒島へ行くフェリーは(上)写真のような中型フェリーです。外洋を航行するのは15分くらいですが、海況によっては揺れます。
不安な方は酔い止めを飲み、揺れの少ない船内の後方座席に座りましょう。フェリーは自由席なので、早めに並び後方座席を確保しましょう。
なお、酔い止めは石垣港離島ターミナル内の「さがりばな」という売店で販売しています。
移動はレンタサイクルが便利
移動手段
・レンタサイクル
・電動キックボード
・レンタルバイク
・レンタカー
・徒歩
路線バスやタクシーはありません。
黒島港から仲本海岸までは、歩いて30分くらいです。歩けない距離ではないですが、多くの人はレンタサイクルを利用します。
レンタサイクル
島内の観光スポットを回る人の多くは、レンタサイクルを利用します。黒島はほとんど坂が無いので、自転車でも気持ちよく回れます。
黒島島内には3軒のレンタサイクルショップがあり、予約なしで自転車は借りられます。
また宿泊される方は、宿でも借りられるようです。
黒島でのレンタサイクルの借り方は別ページにまとめました。
レンタルバイク
時間がない人におすすめです。
まっちゃんおばーのレンタサイクル&バイク: 080-6497-2323
レンタカー
黒島でレンタカーを借りることもできます。
なお、レンタカーは石垣島から持って行くことはできません。黒島で借りられるように、事前に予約をしておきましょう。
黒島レンタカー: 0980-85-4211
黒島の飲食店一覧
ランチが食べられる飲食店は、キッチンカーも含めて6軒くらいです。営業していたら、そこで食べた方がいいでしょう。すべてのお店ではないでしょうが、営業時間は曖昧で、お店に行ってみないと営業中かわからない店もあるようです。島時間での営業です。
また夜はどこも営業していないので、宿泊される方は宿で夕食は手配しましょう。
*営業時間は変更があるかもしれません。
ハートらんど
黒島港の目の前にあるお店です。飲食店の他にレンタサイクル店としても営業しています。
アイスクリームの天ぷら((上)写真)はおすすめです。温かい揚げパンの中に冷たいアイスクリームが入っていて、さらに黒蜜がかかっています。サイクリングやシュノーケリングで疲れた体が、この甘さで癒されます。
イコノマ(ICONOMA)
伊古(いこ)桟橋の近くにあるおしゃれなカフェです。(上)写真はイコノマのテラス席で、本日のスイーツ(ワッフル)とフルーツミルクシェークの写真です。フルーツミルクシェークはかなりのボリュームですが、甘すぎず疲れた体が潤います。
店内も落ち着いた雰囲気で、女性一人でも入りやすそうです。
営業時間 | 12:00 – 17:00 |
---|---|
定休日 | 水、土曜日、雨天 |
メニュー | パパイヤ入りカレーライス:800円 本日のスイーツ:400円 フルーツミルクシェーク:600円 |
マップ番号 | 2 |
Webサイト | フェースブック |
公式 |
ホリエSand
キッチンカーのサンドイッチ屋さんです。キッチンカーですが場所は固定で、黒島研究所の前で営業しています。
テイクアウトをして、海を見ながらのランチがおすすめです。おすすめの場所は仲本海岸です。仲本海岸には屋根のあるベンチがあります。
そばcafe うんどうや
やっていないようです。
民宿やレンタカーの営業もしているお店です。
パーラーあーちゃん
もう飲食店の営業はしていないかもしれません。
民宿の営業もしているお店です。
ヤシガニそば:時価(予約制) |
|
みやよし荘
もう飲食店の営業はしていないかもしれません。
民宿でランチの営業もしているようです。
黒島には商店が1軒のみ
黒島にはコンビニやスーパーやドラッグストアなどはありません。お店と言えば商店が1軒のみあるだけで、購入できるものは限られ、価格は島価格(割高)です。飲み物は自動販売機がありますが、それもたくさんあるわけではありません。滞在中に必要なものは石垣島で準備してから行くことをおすすめします。
黒島観光で必須アイテムは日焼け止めです。自転車で島内を回る際、日焼け止めは必須です。石垣島で準備してから行きましょう。
マップ番号 3
黒島の宿は民宿
黒島を訪れる多くの人は日帰り観光です。しかし満天の星空など、黒島に宿泊しないとできない体験もあります。
黒島の宿泊施設は民宿で、ホテルはありません。宿泊施設を予約する際には、夕食付きの宿泊プランにしましょう。黒島は、夕食が食べられる飲食店はありません。
またコンビニはないので、宿泊に必要なものは石垣島で準備をして行きましょう。
しま宿 南来(なんくる)
西の浜の近くの民宿
0980-85-4304
民宿 あーちゃん
飲食店も営業している民宿
0980-85-4936
民宿 くろしま
シュノーケルツアーもやっている民宿
0980-85-4280
民宿 のどか
0980-85-4804
Instagram
民宿 みやよし荘
0980-85-4152
Instagram
民宿 なかた荘
0980-84-6811
民宿 みゆき荘
0980-85-4159
ATMはゆうちょだけ
黒島に銀行やコンビニはありません。ATMはゆうちょ銀行だけです。
島内の支払いは現金払いなので、現金も石垣島で準備をして行きましょう。
黒島郵便局
救急診療の対応
黒島には診療所が一つだけあります。医師が1人で患者を診ており、24時間での診療体制ではありません。診療時間中であれば診療所に直接電話し、診療時間外の場合は119に電話することになります。
診療所は、東筋(あがりすじ)集落内の黒島郵便局のそばにあります。
診療時間
平日:9時~12時、13時~16時
休診日
土・日・祝日
電話番号
0980-85-4114
マップ番号
2
黒島にはゴミ箱がない
黒島にはゴミ箱がありません。黒島港にもゴミ箱は設置されていません。また島内の自動販売機にもゴミ箱は設置されていません。
持ち込んだゴミは持ち帰る必要があります。きれいな景観を保つため、各自でごみ袋を持参し、ゴミは石垣島まで持ち帰りましょう。
黒島のフリーWi-Fi
黒島は竹富町に属します。黒島ではその竹富町が提供するフリーWi-Fiが使えます。しかし利用エリアは下記2ヵ所だけで、観光には利用できないです。
また携帯電話の電波状況ですが、島内観光にgoogleマップを利用しましたが、docomo回線では困ることはなかったです。
Wi-Fiスポット:黒島港旅客待合所内、仲本海岸
竹富町Wi-Fi ID : Taketomi-Free-Wi-Fi
パスワード : なし