黒島は周囲約13kmの小さな島です。黒島で一番有名な観光スポットの仲本海岸までは、港から歩いて30分くらいです。しかし島内に点在する観光スポットを回るのであれば、レンタサイクルがおすすめです。実際に、多くの人はレンタサイクルで島内観光を楽しみます。また黒島にはほとんど坂道がないため、子供でも自転車で快適に回れます。
レンタサイクルで島内観光をした場合、ゆっくり回っても所要時間は4、5時間で、石垣島から日帰り観光ができます。なお、黒島をレンタサイクルで回る場合は、ツアーがお得です。
黒島で自転車以外の移動手段はレンタカーかレンタルバイクです。路線バスやタクシーはありません。
もくじ
♦ レンタサイクルの予約はいらない
♦ レンタサイクルショップの比較
♦ サイクリングモデルコース
♦ レンタサイクルで注意したいこと
♦ レンタサイクル付きツアー
レンタサイクルの予約はいらない
フェリーで黒島港に到着すると、目の前にレンタサイクルショップの送迎車が止まっています。予約は不要で、利用したいレンタサイクルショップの送迎車に乗ると店舗に連れて行ってもらえます。
黒島のレンタサイクルショップは3軒で、黒島港の目の前に店舗があるハートらんど以外の2店舗の送迎車が止まっています。
レンタサイクルショップの料金比較を後述しています。
黒島に宿泊される方
宿泊先で自転車の貸し出し有無を確認しましょう。宿泊者には無料で自転車の貸し出しをしているところもあります。
自転車の借り方
1、自転車を借りたい店舗の送迎車に乗車(予約不要)あるいは徒歩で直接店舗へ
2、店舗にて簡単な貸し出し手続きや注意事項の説明。
3、前払いで利用料金を支払い。地図をもらい出発です。
4、返却時はお店に自転車を返すだけです。一応お店の人に声をかけるべきだと思いますが、お店に人がいない時もあります。その際はそのまま置いて帰って大丈夫です。
5、港まで歩いて戻ります。
レンタサイクルショップの比較
黒島にはレンタサイクルショップが3軒あります。どのお店も港のそばにあります。
サービス内容に大差はありませんが、子供用自転車などは数が限られるので、事前予約した方がいいでしょう。
黒島はほぼ平坦です。普通自転車(ママチャリ)でも自転車を降りて押すことはないでしょう。
まっちゃんおばーのレンタサイクル : 080-6497-2323
黒島レンタサイクル : 090-4996-2512
サイクリングモデルコース
黒島の主要観光地を回るサイクリングのモデルコースです。このコースであれば、所要時間は4、5時間です。
サイクリングの休憩には仲本海岸がおすすめです。仲本海岸には屋根の付いたベンチがあり、自動販売機やトイレもあります。きれいな海を見ながら休憩できます。
(下)地図には上り坂の情報も記載しています。黒島はほぼ平坦ですが、港から黒島展望台へ行く道だけはゆるやかな上りです。そのため地図上のNo.1から回るとその上り坂を回避でき、自転車でも回りやすいです。
レンタサイクルで注意したいこと
島内には飲食店や自動販売機は多くありません。特に飲食店は営業中のお店を見つけたら入った方がいいかもしれません。ランチをする機会を失います。
黒島の日差しは強いです。帽子と日焼け止めは必須です。
自転車のカゴに荷物を置いたままにしないようにしましょう。人が取ることはありませんが、カラスが狙っています。他の八重山の離島よりもカラスが多い印象です。私は食べ物ではないものを持って行かれました。
各社レンタサイクルに鍵はついていません。観光スポットに行くと、似たような自転車が止まっています。人の自転車に乗らないように、自分が借りた自転車の番号を確認して乗りましょう。
黒島は観光地へ行く案内標識は多いです。しかし黒島港から西の浜へ行く道は入口がわかりづらいです。
(上)写真が西の浜へ行く道の入口です。写真の建物は「まっちゃんおばーのレンタサイクル」店で、そのわきにある未舗装路を入っていきます。西の浜へ行く道はずっと未舗装路で、車の轍を通っていきます。
島内には御嶽(うたき)など立ち入り禁止の場所があります。島民にとって大切な場所です。島民への配慮をお願いします。
レンタサイクル付きツアー
石垣島と黒島間の往復フェリー代と、黒島でのレンタサイクル料金がセットになったツアーがあります。フリープランなので時間に束縛されることはなく、お得に行くことができます。
このツアーは石垣港離島ターミナル内のツアー会社が提供しています。ツアーへ参加する場合は、下記Webサイトや電話、直接来店して予約が可能です。
レンタサイクル付きツアー会社
安栄観光フェリー
八重山観光フェリー
平田観光
石垣島トラベルセンター
やまねこツアーズ