石垣島の路線バス(東バス)の東回り一周線(系統3番)に乗り、石垣島を一周します。
なおこのバスは、路線バスです。そのため観光バスのように途中下車して写真を撮ったり、トイレに行くことはできません。石垣島をバスの車窓から楽しむバス旅プランです。
東バス系統3番の路線は、前半と後半に分かれます。前半はバスターミナルを出発し、市街地を通り空港を経由して伊原間(いばるま)までです。そこで約15分の休憩があり、このバス旅唯一の途中下車ができます。そして後半は、伊原間を出発して川平湾を経由してバスターミナルに戻ります。
全路線時刻表ダウンロード
ページ1 (PDF:0.8MB)
ページ2 (PDF:0.8MB)
- 1日フリーパスをバスドライバーから購入
- 伊原間までの前半は、左側の席がおすすめ
- 前半のクライマックス
- ハート岩へ
- バス旅の後半は、右側の席がおすすめ
- 絶景スポット野底岳(のそこだけ)
- 吹通川(ふきどうがわ)のマングローブ
- カフェエリア山原
- 川平湾を望む絶景
- バスターミナルへ
フリーパスチケットの詳細は「石垣島の最新路線バス時刻表と路線図、フリーパス情報」に記載しています。
出発時刻が早いので、バスに乗るときにバスドライバーから購入します。
「バスターミナル」発(6:45)
「石垣空港」(7:17)
空港を過ぎると景色は変わり、雄大な自然の車窓になります。
「大里」(7:25)
「南星野」(7:28)
空港を出発して約10分後、「大里」のバス停を過ぎて間もなく、上り坂の途中から右側が開け、畑越しに海が見えます。
そしてその上り坂を登った前方にはハッとするほどキレイな海が見えます。
その後、坂を下ったところには川があり、橋の左側にマングローブを見ることができます。
この区間はこのバス旅前半のクライマックスの数分間です。
「伊原間」バス停着(7:44)
このバス旅唯一の途中下車ができる場所です。しかしここに公衆トイレはないので、トイレには行けません。
交番を右に進むと砂浜に出られます。
砂浜を右に100mくらい進んだところに岩がいくつかあり、その中にハート岩があります。ハートの形ではなく、岩の模様がハートに見えます。ハート岩は干潮時でないと海に隠れてわからないかもしれません。
なお、砂浜からの帰り道はとても分かりづらいです。自分がどこの草むらから砂浜に来たのか迷います。自分の足跡を戻りましょう。
「伊原間」を出発して約10分後
「栄(さかえ)」(8:09)
「上多良間(うえたらま)」(8:16)
「伊土名(いとな)」(8:18)
「山原(やまばれ)」(8:35)
「仲筋(なかすじ)」(8:39)
「大嵩(おおたけ)」(8:42)
車窓右側に川平湾を望む絶景が見えます。車窓からではなく、立ち止まって見て頂きたい景色です。
「バスターミナル」着(9:26)
車窓右側に名蔵湾のキレイな海を見ながら、終点のバスターミナルへバスは進みます。
途中下車をして写真を撮ったり、のんびりはできませんが、バスからの車窓だけでも石垣島を楽しめると思いませんか。
この旅の注意点はトイレです。「バスターミナル」発(6:45)から「バスターミナル」着(9:26)までのおよそ3時間、トイレに行けません。とは言え、トイレに行きたくなることもあるでしょう。そこで、公衆トイレの場所を下記に記載します。しかし次のバスの時刻を考えて、降りる場所は考えないといけません。
おすすめ 「川平公園前」(8:52着)
ここは観光スポット川平湾の最寄りのバス停です。そのためキレイな公衆トイレが設置されています。また川平湾は、石垣島で最も有名な観光地のため、多くのバスが通る場所です。系統3番のバスを(8:52)に下車しても、約1時間後に系統9番のバスに乗り、バスターミナルへ戻ることができます。
観光も兼ねて、下車してもいいかもしれません。
どうしても我慢できない時 「米原ヤシ林入口」(8:29着)、 「米原」(8:31着)
観光地のヤエヤマヤシ群落か米原ビーチにトイレがあります。米原ビーチの方がバス停から近いので「米原」バス停の方がおすすめです。しかしどちらのバス停も次のバスが来るのは約5時間後(系統8番)です。観光をしても時間を持て余すでしょう。
あと20分だけガマンして「川平公園前」で降りることをおすすめします。
緊急時のみ 「玉取崎」(7:41着)
ここは観光スポット玉取崎展望台の最寄りのバス停です。キレイな公衆トイレがあります。次のバスが来るのは約1.5時間後(系統6番)です。しかしこのバスは日曜・祝日は運休です。日曜・祝日の場合は、次のバスが来るのは約6.5時間後(系統6番)です。周辺に飲食店はありますが、見どころは展望台だけです。
石垣島の路線バスの詳細は「石垣島の最新路線バス時刻表と路線図、フリーパス情報」をご確認ください。